一般財団法人ルンデ

設立の挨拶

 2017年10月19日一般財団法人ルンデを設立いたしました。
 かつての「ルンデの会」および「ルンデあしながクラブ」の理念、活動を引き継ぎ、コンサート・演奏会の後援、演奏家の支援、音楽を生涯学習の一環として活動している団体への支援を柱とし、文化および芸術の振興を目的とした活動していきます。
 第一段階として室内楽専用ホールの建設を目標に、皆様からのご寄付を中心に活動していきますので、ご協力お願いいたします。
一般財団法人ルンデ 代表理事 村林 基彦

Halle Runde 建設計画 村林 基彦

 1981年5月、当時の日本では珍しかった《室内楽専用小ホール》として名古屋丸の内でスタートした《Studio RUNDE》は、通常160席最大でも200席というステージと客席の一体感を味わえるホールでした。
 タチアナ・ニコライエワ、バルトーク・カルテット、小林道夫、御喜美江、高橋悠治をはじめとする内外の演奏家達に愛され、諏訪内晶子を筆頭に多くの若い才能がこのステージから旅立っていきました。 2017年『第15回齋藤秀雄メモリアル基金賞』を受賞した酒井淳は、ルンデが育てたチェリストといっても過言ではないかと思います。
 演奏家が「今、聴かせたい音楽を」というプログラムづくり、それに果敢に挑戦する聴衆という独特な雰囲気をもった、主催公演「ルンデの会例会」は1200回以上催されました。
 2007年夏、多くの方々から惜しまれ建物の取り壊しとともに姿を消し、人々の記憶に残るのみとなってしまいました。
 あれから10年、名古屋では主催公演を行うホールは減り、室内楽を楽しめる機会もへってきているような気がしていました。日本国内に目をむけてみれば、海外の演奏家は数多く来日していますし、 日本人演奏家も精力的に演奏会を重ねています。個人的に演奏を聴く機会をもっと名古屋で増やしたい、ルンデのようなホールがあればとずっと想っていました。そんな折、ルンデ主宰の鈴木詢氏より企画・運営をしているコンサートの今後について相談がありました。対話を重ねていくと新しい「ルンデ」が自分達のやり方で再現できるのではないかという「想い」が「望み」に変わりました。
 役員を務めている二つの法人、株式会社デイブレイクフレーバーと有限会社イーキューで、自社ビルを建設する計画を具体化しようとしていたタイミングと「ルンデ」の再現への想いが重なり、その中心に「室内楽専用ホール」をすえるという決心をしました。

《Studio RUNDE》を、懐古的では無く未来を見据えて Halle Runde として建設いたします。

見果てぬ夢....... 鈴木 詢

 よく知られた唱歌「ふるさと」。その最終章の歌詞「志を果たして、いつの日にか帰らん……」を聞くと、いつも胸に迫りくる想いがこみ上げる——。
 ルンデを立ち上げた時45歳だったわたしは、「満70歳でヤメル」と宣言した。
 そして、自らが理想とするコンサート = 会場、主宰者、聴衆、演奏家が一体となって創り上げる「音楽の場」= の具現を目指して、ひたすら猪突猛進した四半世紀であった。
 碌な資産も持たず一介の音楽教師に過ぎなかった身でありながら、すべてに於いて我流を押し進める姿勢に、周囲は等しく危惧の念を抱いていたと思う。
 時は無情に流れ、75%くらいの達成感を得たところで終止符を打つ日を迎えたが、こんな酷な仕事を人に託することも出来ず、ルンデを閉じた。

 ところが今、なんとルンデの再現を図ろうというアイデアが降って湧いてきた。仕掛け人の村林君は、学生時代からルンデに出入りし、よくその趣意を理解してくれていた人である。彼は、私の場合と違って、すでに多くの事業を手がけている実業家だ。そしてホールとともに(ルンデが当初望んで果たせなかった)財団組織も立ち上げるという。
 近年病を得、もう老い先短くなった身にとって、これは何とも刺激的な出来事ではある。果たせなかった夢を繋いでくれる日の到来を心から待ち望めるのは、この上もなく楽しいことだ。

次の世代を育み託せる場所を 竹中 三四郎

 デイブレイクフレーバーを法人化して15周年を迎えることが出来ました。これも偏に皆様方からのサポートをいただいた故と心から感謝致します。
 次の15年は、何にフォーカスして活動していこうかと探っていたところでしたので、「室内楽専用ホール」を建設するという挑戦、大きなチャンスをいただいたと感じております。
 我が街・名古屋は芸所。私の周りには「芸術」に携る方が大勢いらっしゃいます。そういう方々をはじめ、アーティストの養成、演奏家応援など芸術活動のサポートをできるのなら、我々にとってこれ以上の喜びはありません。

 40年以上暮らしている大好きな街・名古屋に音楽をはじめとする芸術を呼び寄せる「場」、子どもたちにそれを直に体験、体感してもらう「場」、そういった「場」を皆さまと一緒に作り出せたら嬉しく思います。

 ぜひ、皆さまのご支援をお待ち申し上げております。

財団法人概要

理事村林 基彦、吉田 文、若宮 大作
監事竹中 三四郎
評議員鈴木 詢、小川 徹、及川 智幸
主たる事務所名古屋市中区正木四丁目2-44
電話番号052-671-3074
設立年月日2017年10月19日
法人番号5180005017538