ティモシー・チューイ
ヴァイオリンリサイタル
チケット / 全席自由(整理番号順入場)
早期申込 | 前売/当日 | |
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一般 | 4,000円 | 4,500円 |
学生 | 2,000円 | 2,000円 |
ペア | 7,000円 | 8,000円 |
Web Live Concert | 1,200円 |
プレイガイド
そのお気持ちをチケットにかえて、ご家族、ご友人とお越しいただけましたらうれしく思います。
ティモシー・チューイ(ヴァイオリン)
/ Thimothy Chooi, Violin
国際的に高く評価されているヴァイオリニスト、ティモシー・チューイ。その卓越した技術と繊細なニュアンスを持つ演奏は世界中の聴衆を魅了している。情熱的な演奏と幅広いレパートリーで高い人気を集め、世界中の聴衆とつながる能力に長けた彼の音楽は、ソーシャルメディアを通じて数百万回にのぼる視聴を得ている。
チューイは2018年ヨーゼフ・ヨアヒム国際ヴァイオリン・コンクール(ドイツ・ハノーファー)で第1位、2019年エリザベート王妃国際コンクールで第2位に輝き、国際的な評価を得た。また、スイスのヴェルビエ音楽祭で権威あるクラシック音楽賞「イヴ・パテルノ賞」を受賞した。これまでにベルリン・ドイツ交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・コンツェルト・フェラインなどの有名オーケストラと共演。カーネギーホール、ウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールなどにおける彼の演奏は、絶賛を博した。さらに、アンネ=ゾフィー・ムター、ピンカス・ズーカーマン、ユッカ=ペッカ・サラステ、ラン・ラン、ジェイムズ・エーネスなど、一流アーティストと共演している。
エミー賞にノミネートされた作曲家ブライアン・タイラーをフィーチャーしたロンドンのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との共演、トロント交響楽団との再共演、EUユース管弦楽団、ブルックナー管弦楽団、ウィンブルドン音楽祭へのデビューなど、多くのツアーが予定されている。
チューイの演奏は世界各地の主要放送局で放送されている。2023年には、アンネ=ゾフィー・ムター並びにムターズ・ヴィルトゥオージとの共演でドイツ・グラモフォンに録音。ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団との共演はメディチTVで紹介された。また、アムステルダムのNPOラジオクラシック、ニューヨークのWQXR、ベルギーのRTBF、スイス公共ラジオ、カナダのCBC ラジオ、ドイチュラントフンク・クルトゥーア、デンマーク公共ラジオでも放送されている。
インドネシア人の両親のもとカナダで生まれ、アメリカで育ったチューイは、兄のニッキー・チューイの影響を受けてヴァイオリンの道を歩み始めた。16歳でモントリオール交響楽団と初共演し、この演奏によって彼のキャリアは国際的舞台へと飛躍した。
現在カナダのオタワ大学でヴァイオリンの教授を務める。演奏には2台の非常に希少なヴァイオリンを使用しており、ひとつはカナダのケベック州ドラモンヴィルにあるCANIMEX社から貸与されている1741年製グァルネリ・デル・ジェス「タイタン」、もうひとつは日本音楽財団から貸与されている1709年製ストラディヴァリウス「エングルマン」である。
津田 裕也(ピアノ)
/ Yuya Tsuda, Piano
仙台市生まれ。2001年東京芸術大学入学。同年、第70回日本音楽コンクール第3位。02年第7回宮崎国際音楽祭にてウラディーミル・アシュケナージ氏によるレッスンを受講。05年東京藝術大学を首席卒業、安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会賞等、数々の受賞を果たし、同大学大学院修士課程に進む。07年第3回仙台国際音楽コンクールにて第1位、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。仙台市より「賛辞の楯」を、宮城県より芸術選奨新人賞を授与される。同年10月よりベルリン芸術大学においてパスカル・ドヴァイヨン氏に師事し研鑽を積む。10年東京藝術大学大学院修士課程を首席修了、併せてクロイツァー賞を受賞。11年ベルリン芸術大学を最優秀の成績で卒業、その後ドイツ国家演奏家資格を取得。同年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。
ソリストとして、ベルリン交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団、ドイツ室内管弦楽団等と共演。
東京をはじめ日本各地でソロリサイタルを開催するほか、NHK-FM「名曲リサイタル」、東京・春・音楽祭、仙台クラシックフェスティバル、武生国際音楽祭、木曽音楽祭などに出演。10年からはドイツ各地でもソロリサイタルを開催、地元紙にて好評を博す。simcレーベルよりソロアルバム「悲愴、さすらい人幻想曲」を発売。15年にはフォンテックより「メンデルスゾーン:ピアノ作品集」をリリースし、高く評価される。最新盤は18年7月に同レーベルよりリリースした「ショパン:後期ピアノ作品集」。
室内楽活動にも積極的で、ヴァイオリニスト松山冴花とデュオを組み、ナミ・レコードより4枚のCDをリリース。また、白井圭(vn)、門脇大樹(vc)と共にピアノ・トリオ
これまでにパスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に、室内楽をゴールドベルク山根美代子、田中千香士、河野文昭、山崎伸子の各氏に師事。
現在、東京藝術大学准教授として後進の指導にも力を注いでいる。