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東京文化会館を舞台に、2020年にスタートした「新たなスタンダードを求めて」シリーズも早いもので第6回を迎えることになりました。毎年、多くの皆様にご来場いただき、その温かいご支援に感謝しております。 今回は、昨年好評をいただいたテーマ「ヴァリエーションの系譜」のアイデアを拡大し、再考した「ヴィルトゥオーゾの系譜」をテーマに聴いていただきます。
プログラムは、20世紀初頭に作曲家レスピーギが注目し、その管弦楽作品「リュートのための古代舞曲とアリア」のベースに使用したイタリアの研究家キレゾッティ編纂の「16世紀のリュート写本(作者不詳)」からの抜粋。続いて大バッハ自身が、ヴァイオリン・パルティータ第3番のリュート版として自筆で書き残した組曲BWV1006a。そしてモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」に基づく幻想曲。これは、かのリストとその腕前を競ったピアニスト作曲家タールベルクの作品を同時代に生まれた天才ギタリスト、レゴンディがギター用に再構成した作品で、演奏される機会の少ない最上級難易度の作品です。さらにヴィルトゥオーゾの代名詞とも言えるパガニーニの名曲グランド・ソナタ。最後に2007年に私のために書いていただいた野田暉行先生(1940-2022)の大作グランド・コンソレーションを18年の時を経て再演いたします。これは邦人作曲家による最も重厚かつ華麗なギター作品です。初演時には気づかなかった作曲者のアイデア、難易度の高いパッセージの解決法など、その後の多くの発見を皆様に聴いていただければと思います。是非のご来場をお待ちします。
プログラムは、20世紀初頭に作曲家レスピーギが注目し、その管弦楽作品「リュートのための古代舞曲とアリア」のベースに使用したイタリアの研究家キレゾッティ編纂の「16世紀のリュート写本(作者不詳)」からの抜粋。続いて大バッハ自身が、ヴァイオリン・パルティータ第3番のリュート版として自筆で書き残した組曲BWV1006a。そしてモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」に基づく幻想曲。これは、かのリストとその腕前を競ったピアニスト作曲家タールベルクの作品を同時代に生まれた天才ギタリスト、レゴンディがギター用に再構成した作品で、演奏される機会の少ない最上級難易度の作品です。さらにヴィルトゥオーゾの代名詞とも言えるパガニーニの名曲グランド・ソナタ。最後に2007年に私のために書いていただいた野田暉行先生(1940-2022)の大作グランド・コンソレーションを18年の時を経て再演いたします。これは邦人作曲家による最も重厚かつ華麗なギター作品です。初演時には気づかなかった作曲者のアイデア、難易度の高いパッセージの解決法など、その後の多くの発見を皆様に聴いていただければと思います。是非のご来場をお待ちします。