クリストフ・コワン&金子陽子
ドイツ・ロマン派チェロの探求と神髄
チケット / 全席自由(整理番号順入場)
早期申込 | 前売/当日 | |
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一般 | 4,000円 | 4,500円 |
学生 | 2,000円 | 2,000円 |
ペア | 7,000円 | 8,000円 |
Web Live Concert | 1,500円 |
プレイガイド
そのお気持ちをチケットにかえて、ご家族、ご友人とお越しいただけましたらうれしく思います。
クリストフ・コワン(チェロ)
/ Christophe Coin, Cello
フランス、カーン生まれ。生まれ故郷でジャック・リポッシュに師事した後、パリでアンドレ・ナヴァラに師事。ニコラウス・アーノンクールとジョルディ・サヴァールにも学び、サヴァール率いるエスペリオンXXのメンバーとしても数年間演奏した。
ソリストとしてウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、エンシェント室内管、イル・ジャルディーノ・アルモニコなど世界で最も権威ある古楽アンサンブルに定期的に招かれている。アンサンブル・バロック・ド・リモージュの芸術監督を20年間務め、バッハのカンタータの録音などで高い評価を得た。1984年にモザイク弦楽四重奏団を結成。モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、シューベルトなどを主なレパートリーとし、リリースした録音は権威あるグラモフォン賞を何度も受賞している。
バーゼルのスコラ・カントルムとパリ国立高等音楽院でチェロとヴィオラ・ダ・ガンバを教えた。ソリストとして、また指揮者として世界各地で数多くのコンサートに出演している。
金子 陽子(ピアノ)
/ Yoko Kaneko, Piano
桐朋学園で徳丸聡子氏に学んだのちフランス政府給費留学生として渡仏。パリ国立高等音楽院 (1987-1995)にてイヴォンヌ・ロリオ・メシアン、ミシェル・ベロフ、ジョス・ファン・インマゼール 、また ジャン・ユボー、メナヘム・プレスラー、ジョルジュ・クルターグの各氏から世界最高峰の音楽教育を受けた。感受性、自発性、楽譜の深い洞察力と、演奏困難と言われる楽器にも対応できる多彩なテクニックを兼ね備えた、同世代の中でも最も感性豊かな演奏家の一人と評価されており、日本と西欧文化の完璧な融合というべき活動を繰り広げている。
パリ国立高等音楽院ピアノ科および室内楽科で一等賞(プルミエプリ)を1991年に取得して以来、パリを拠点に室内楽奏者およびソリストとして国際的な演奏活動、CD録音、教育活動を続けており、ガブリエル・ピアノ四重奏団 (Quatuor GABRIEL,1988-2008) の創設メンバーとしてイタリアのヴィオッティ国際音楽コンクール室内楽部門で最高位入賞。ショーソン、ルクー、フォーレ、アーン、サンサーンス、ジョンゲンなどの作品の録音は仏ルモンド音楽誌のショック賞、仏・新アカデミーディスク大賞を受賞した他、レコード芸術特選、朝日新聞推薦を獲得。クリストフ・コワン(チェロ)とのグロス作品のデュオアルバムは、仏ディアパソン誌で最高評価およびオランダのプレリュード・クラシックアワードを受賞。フォルテピアノによるモーツアルトの2台のフォルテピアノのための協奏曲(第2ピアノと指揮はジョス・ファン・インマゼール)、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトのソロアルバムでは2006年の仏・ディアパソン・ドール、仏・独共同テレビ «アルテ»賞、英グラモフォン誌の編集者賞、レコード芸術特選、オランダのプレリュード・クラシックアワードを受賞する栄誉を受けた。
2018年のクリストフ・コワン(チェロとアルペジョーネ)との日本公演はNHKテレビ およびFMによって全国で放映され大反響を得たほか、2024-25年には最新録音であるモシェレスのチェロとピアノのデュオ作品の発売が予定されている。
パリ国立高等音楽院のみならずフランス各地の音楽院、音楽祭においてフォルテピアノや室内楽のマスタークラスを開催するなど教育者として後進の育成にも尽力している。
https://yokokaneko.wordpress.com/