中村太地の夏の室内楽
泉優志(チェロ)石井楓子(ピアノ)を迎えて
チケット / 全席自由(整理番号順入場)
| 早期申込 | 前売/当日 | |
|---|---|---|
| 一般 | 4,000円 | 4,500円 |
| 学生 | 2,000円 | 2,000円 |
| ペア | 7,000円 | 8,000円 |
| Web Live Concert | 1,000円 | |
プレイガイド
(6月26日より販売予定)
そのお気持ちをチケットにかえて、ご家族、ご友人とお越しいただけましたらうれしく思います。
中村 太地(ヴァイオリン)
/ Daichi Nakamura, Violin
1990年、北九州市生まれ。福岡県立小倉高等学校卒業。3歳よりヴァイオリンを始める。
2004年若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクールにて最年少ファイナリスト。
2010年ブルガリアのシメオノヴァ国際コンクール優勝後に審査委員長A.スタンコフ氏にその才能を認められ、直後にソフィアフィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を共演し、20歳でヨーロッパデビューを果たす。
その後、2012年ハチャトゥリアン国際音楽コンクール第3位、2014年クライスラー国際コンクールにて特別賞受賞。2017年ブラームス国際コンクールヴァイオリン部門で日本人初の優勝を果たす。直後に行われたリピツァー国際コンクールでも第3位入賞など権威ある国際コンクールにて多数入賞及び受賞している。
モスクワやウィーン、そしてフランコ=ベルギー派などの流派を汲み、これまでにアナスタシア・チェボタリョーワ氏や渡欧後はウィーン国立音楽大学にてミヒャエル・フリッシェンシュラガー氏に師事。
2018年よりエリザベート王妃音楽院にてオーギュスタン・デュメイ氏に師事する。これまでに九州交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、クラーゲンフルトフィルハーモニー管弦楽団、ソフィアフィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア・ジェルノグルシュカなど多数のオーケストラ及び、大山平一郎、故佐藤功太郎、渡辺一正、曽我大介、S.スムバチャン、A.スタンコフ各氏と共演するほか、フィンランド・クフモ室内楽音楽祭に2016年より毎年、アーティストとして招かれるなど、ヨーロッパと日本を中心に活動中。2016年度北九州市民文化奨励賞受賞。2018年より株式会社スターフライヤーと音楽家として初となるスポンサー契約を結んでいる。
2019年7月ビクターエンタテイメントよりデビューアルバム“ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集(全曲)”をリリース。9月よりサントリーホール、ザ・シンフォニーホール、響ホールをはじめとする大ホールツアーを開催した。
泉 優志(チェロ)
/ Yushi Izumi, Cello
名古屋市出身。
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部を卒業。大学内にて福島賞、安宅賞受賞。卒業時に、アカンサス音楽賞、同声会賞受賞。2021年度青山音楽財団奨学生。2022、23年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。 第15回泉の森ジュニアチェロコンクール 金賞。第70回全日本学生音楽コンクール 東京大会 高校の部 第1位、同全国大会 第3位。第89回、第92回日本音楽コンクールチェロ部門第3位、E.ナカミチ賞受賞。第15回ビバホールチェロコンクール第1位、芸術文化観光専門職大学長賞受賞。
学内選抜により、東京藝大モーニングコンサートにて藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。東京、愛知を中心に、ソロリサイタル開催。テレビ朝日「題名のない音楽会」NHKEテレ「クラシックTV」に出演。
アントニオ・メネセス、スティーブン・イッサーリスのマスタークラス受講。チェロを中島顕、高木俊彰、中木健二、山崎伸子の各氏に、室内楽を磯村和英氏に師事。現在、ザール音楽大学大学院にてグスタフ・リヴィニウス氏に師事。
石井 楓子(ピアノ)
/ Fuko Ishii, Piano
神奈川県出身。2019年第2回ブラームス国際ピアノコンクール(デトモルト)第1位を皮切りにヨーロッパでの演奏活動を開始。2022年第17回グリーグ国際ピアノコンクール(ベルゲン)優勝。第82回日本音楽コンクー ルピアノ部門第1位。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学卒業。渡欧後ケルン音楽大学で学び、その後バーゼル音楽院修士課程・演奏家課程を最高点で卒業。
これまでにバーゼル交響楽団、デトモルト州立劇場管弦楽団、ベルゲン交響楽団、NHK交響楽団 、京都市交響楽団をはじめとする多くのオーケストラと共演。8年のヨーロッパ滞在を経て2024年本帰国し、現在日本でソロだけでなく室内楽の様々な演奏会に出演。これまでにピアノを江崎光世、加藤伸佳、村上弦一郎、クラウディオ・マルティネス・メーナーの各氏に師事。ハンマークラヴィアやリート伴奏も学んだ他、ソフィア王妃高等音楽院にてギュンター・ピヒラーにピアノトリオを師事。2014年度大和市芸術文化未来賞受賞。2019年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。
2025年、秋山和慶氏指揮・中部フィルハーモニー管弦楽団とのグリーグのピアノ協奏曲のCDリリースを予定している他、チリ・ヴァルディヴィア室内管弦楽団、新日本フィルハーモニ交響楽団との共演、またドバイのスタインウェイ・コンサートシリーズなどに出演を予定。2024年より桐朋学園大学および大学院非常勤講師。


