パオロ・パンドルフォ
ヴィオラ・ダ・ガンバ リサイタル
チケット / 全席自由(整理番号順入場)
早期申込 | 前売/当日 | |
---|---|---|
一般 | 4,500円 | 5,000円 |
学生 | 2,000円 | 2,500円 |
ペア | 8,000円 | 9,000円 |
Web Live Concert | 1,500円 |
プレイガイド
(2024年5月下旬より)
ペアチケットの取扱はルンデのみです。
ブレイクカフェでもチケットを販売しております。
そのお気持ちをチケットにかえて、ご家族、ご友人とお越しいただけましたらうれしく思います。
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
/ Paolo Pandolfo, Viola da gamba
1979年頃より、ヴァイオリニストのエンリコ・ガッティ、チェンバロ奏者のリナルド・アレッサンドリーニとともにルネサンスおよびバロック音楽の研究をはじめた。その後、スイスのスコラ・カントルムにおいてジョルディ・サヴァールに師事した。
1982年、サヴァールのアンサンブル“エスペリオンXX”メンバーとなり、1990年まで世界各地で共演を重ねたほか、J.S.バッハ《フーガの技法》、ダウランドのコンソート、ナポリのルネサンス音楽など、数十枚の録音に参加した。
1990年、ソリストとしての初録音(C.P.E.バッハのヴィオラ・ソナタ)が大絶賛を浴び、そののち母校バーゼルのスコラ・カントルムのヴィオラ・ダ・ガンバ教授に就任した。
それ以来バーゼルでの指導活動に携わる一方、エマ・カークビー、ロルフ・リスレヴァン、リナルド・アレッサンドリーニ、ミッツィ・メイヤーソン、ホセ・ミゲル・モレノなど数多くのアーティストと共演し、世界各地で演奏活動を行ってきた。
世界各国のラジオ局やテレビ局への録音をおこなうほか、アストレ、EMI、フィリップス、エラート、ハルモニア・ムンディ、タクトゥス、シンフォニアなどのレーベルに録音を残している。1997年以降の録音はすべてスペインの大手GLOSSAからリリースされている。1997年にA.フォルクレ《Pieces de Viole》の世界初録音を行ったのを皮切りとし、T.ヒューム《The Spirit of Gambo》(自身のアンサンブル、ラビリントおよびエマ・カークビーとの共演)もリリース。初の無伴奏作品《A Solo》は、グラモフォン誌1998年ベスト・リリースのひとつに選ばれた。フランスの偉大な作曲家マラン・マレの作品に焦点を当てた《Le Labyrinthe et autres histoires》と《Le Grand Ballet》の2枚もリリースしている。
2000年にリリースされたJ.S.バッハの6つの無伴奏チェロ組曲の編曲集は大成功を収めただけでなく、音楽的にもきわめて重要なものとして受けいれられ、この組曲のあらゆる録音のなかでも「必聴」の一つとみなされている。 リリースした録音はすべてグラモフォン、ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジーク、ゴルドベルク、スケルツォ、ディアパソンなど最も重要な音楽雑誌の賞を多数受賞した。アーベルのCD、《The Drexel Manuscript》は、2010年BBCミュージック・マガジン誌の器楽部門で年間最優秀CDにノミネートされた。
世界各地で演奏会やマスタークラスに招かれており、「ヴィオラ・ダ・ガンバのパガニーニ」とも評されている。
パオロ・パンドルフォは、バロックやルネサンス音楽を、即興、編曲、現代音楽などの手法も用いながら演奏することで、西洋音楽の過去と現在の架け橋となっているのみならず、古い音楽遺産が西洋音楽の未来に力強いインスピレーションを与えられると確信している。