ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ・シュトゥットガルト
チケット / 全席自由席
前売り | 当日 | |
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一般 | 4,000円 | 4,500円 |
学生 | 2,000円 | 2,500円 |
ペア | 7,000円 | --- |
Web Live Concert | 1,200円 | --- |
プレイガイド
ペアチケットの取扱はルンデのみです。
そのお気持ちをチケットにかえて、ご家族、ご友人とお越しいただけましたらうれしく思います。
2013年、欧州で活躍する日本人若手演奏家とシュトゥットガルト放送響のメンバーたちが、シュトゥットガルトで奇跡的な出会いを果たし、尊敬する作曲家ベートーヴェンにあやかり「ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ」としてグループが結成された。18~19世紀の室内楽を中心に、近・現代音楽にも意欲的に取り組み、2013年東京・春・音楽祭に出演、続く2014年はラ・フォル・ジュルネをはじめ全国6都市のツアーを展開、2015年の日本ツアーでは念願であったシューベルトの八重奏を全国6都市で演奏。2016年、2018年にも全国ツアーを行い好評を得た。
2017年からは、常にシューベルトの八重奏曲を演奏できるようヴァイオリニストをひとり加えて、名称も「ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ・シュトゥットガルト」と改名し、さらに発展した活動をヨーロッパとアジアで展開している。2020年の来日公演がコロナ禍で中止となったため、2022年は4年ぶり待望の来日公演となる。
白井 圭(ヴァイオリン)
/ Kei Shirai, Violin
1983年 トリニダード・トバゴ共和国生まれ。3歳でヴァイオリンを始め、東京藝術大学附属高校を経て同大学を卒業。2007年、文化庁新進芸術家海外研修制度の奨学生としてウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。日本音楽コンクール第2位及び増沢賞(2001)、ミュンヘン国際音楽コンクール第2位及び聴衆賞(2007)等、国内外での受賞歴多数。ソリストとして、チェコ ・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会をはじめ、日本の主要オーケストラと共演を重ねる。2020年4月よりNHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターに就任。トリオ・アコード、シュテファン・ツヴァイク・トリオとしての活動も精力的に行っている。
エミリー・ケルナー(ヴァイオリン)
/ Emily Körner, Violin
アメリカ合衆国イリノイ州生まれ、カナダ育ち。ジュリアード音楽院で学位を取得。1995年ベルリンに渡り、ウーヴェ・マルティン・ハイベルク教授とミキョン・リー女史のもと、さらなる研鑽を積む。マックス・ラーベ&パラスト・オーケストラのソロ・ヴァイオリン奏者、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の第2ヴァイオリン首席奏者を経て、2002年より、シュトゥットガルト南西ドイツ放送交響楽団の第2ヴァイオリン首席奏者を務めている。また、ヘーゲル弦楽四重奏団の創設メンバーとしても活躍中。シュトゥットガルト音楽演劇大学でヴァイオリンを教えている。
ヤニス・リールバルディス(ヴィオラ)
/ Janis Lielbardis, Viola
ラトビアのアルクスネで生まれる。同国リーガの音楽大学でヴィオラの勉強を始め、その後グラーツ、ハノーファーと場所を移す。リーガでの大学に在学中、ギドン・クレーメルが指揮を務める、”KREMERata Baltica”に首席ヴィオラ奏者として招かれる。以降、ギドン・クレーメルから厚い信頼を寄せられ、室内楽パートナーとして演奏することとなる。室内楽奏者としてオーストリア、スイス、オスロ等数々の音楽祭に定期的に招待され、チェロのイルゼ・グラドゥレ、ファゴットのセルジオ・アッツォリーニなど、有名アーティストとの共演も多い。2004年よりシュトゥットガルト放送交響楽団に在籍。
横坂 源(チェロ)
/ Gen Yokosaka, Cello
桐朋学園女子高等学校(男女共学)、同ソリストディプロマ・コースを経て、シュトゥットガルト国立音楽大学、フライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。2002年 チェリストの登竜門として知られる全日本ビバホール・チェロコンクールでの最年少優勝(15歳)をはじめ、コンクールでの受賞歴多数。2009年 全ドイツ学生音楽コンクールで第1位(室内楽)、2010年 第59回ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門で第2位を受賞。これまでに日本の主要オーケストラ、バイエルン放送交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団などのオーケストラと、また小澤征爾やクリストフ・ポッペン等名だたる指揮者と共演。室内楽でも各地の音楽祭に出演している。
幣 隆太朗(コントラバス)
/ Ryutaro Hei, Contrabass
1999年 東京藝術大学入学。2001年 ドイツ・ヴュルツブルク音楽大学入学。DAAD外国人のための学内コンクールで1位となり、奨学金を授与される。05年 同大学ディプロマ試験を最高得点で卒業、同大学院マスターコースに入学。 同年ベルリン国立歌劇場オーケストラ(シュターツカペレ・ベルリン)のアカデミー試験に合格、首席指揮者ダニエル・バレンボイム指揮のもと、オーケストラの一員として研鑽を積む。07年 シュトゥットガルト放送交響楽団に入団。10年よりサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして公演に参加。ソロリサイタルの他室内楽でも活発な演奏活動を行っている。
ディルク・アルトマン(クラリネット)
/ Dirk Altmann, Clarinet
1965年 ドイツ・ハノーファー生まれ。7歳でクラリネットを始め、ハノーファー音楽大学にて学ぶ。81年ドイツ青少年音楽コンクール「jugend musiziert」にて第1位を受賞。83年より、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の研修生(カラヤン・アカデミー)になり、2年間オーケストラの一員として、研鑽を積む。 85年より、シュトゥットガルト放送交響楽団首席クラリネット奏者。ソリストとして、多くの有名オーケストラとの共演、自身の手掛ける室内楽グループとのCD録音をする等、ドイツの一流オーケストラの奏者として重要な役割を果たしている。
ハンノ・ドネヴェーグ(ファゴット)
/ Hanno Dönneweg, Bassoon
1977年生まれ。97年 シュトゥットガルト音楽大学に入学。98年よりベルリン・ハンスアイスラー音楽大学で巨匠クラウス・トゥーネマンに師事。2001年より、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の研修生としてオーケストラの経験を積む。02年より、シュトゥットガルト放送交響楽団のソロ奏者を務める。 ドイツ、アメリカ、日本をはじめ多くの国でマスタークラスを開き、後進の指導にも精力的に活動している。これまでに、ハインツ・ホリガー(オーボエ)やラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)、ザビーネ・マイヤー(クラリネット)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)といった、そうそうたるメンバーとアンサンブルを組んでいる。
ヴォルフガング・ヴィプフラー(ホルン)
/ Wolfgang Wipfler, Horn
1965年 ドイツ・バーデン=バーデン生まれ。ケルン音楽大学にて、エーリッヒ・ペンツェルのもとで奏法を習う。1986年より、ドルトムントの歌劇場で首席奏者となり、1988年にはシュトゥットガルト州立歌劇場に移籍。2004年よりシュトゥットガルト放送交響楽団の首席奏者となる。2010年よりバイロイト祝祭管弦楽団の首席奏者を務める。現在、シュトゥットガルト音楽大学講師。