湯浅江美子 ヴィオラリサイタル
チケット / 全席自由席
前売り | 当日 | |
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一般 | 4,000円 | 4,500円 |
学生 | 2,000円 | 2,500円 |
ペア | 7,000円 | --- |
Web Live Concert | 1,000円 | --- |
プレイガイド
ペアチケットの取扱はルンデのみです。
ブレイクカフェでもチケットを販売しております。
そのお気持ちをチケットにかえて、ご家族、ご友人とお越しいただけましたらうれしく思います。
湯浅 江美子(ヴィオラ)
/ Emiko Yuasa, Viola
2021年にヒンデミット国際ヴィオラコンクールにて優勝し、2022年の東京国際ヴィオラコン クールでは第二位を受賞。2022/23シーズンにはバイエルン放送交響楽団のソロ・ヴィオラ奏者 を務めるなど、近年国内外で活動を広げつつある。
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部をヴァイオリン専攻、ヴィオラ副専攻と して卒業。ミュンヘン音楽演劇大学ヴィオラ科においてハリオルフ・シュリヒティヒ氏のもと学 士、修士共に首席で修了し、現在は室内楽科にてエベーヌ弦楽四重奏団およびディルク・モメルツ 氏に師事。
前述の2つのコンクールでは併せて聴衆賞も受賞したほか、2020年ブラームス国際コンクール第 三位、2019年ライオネル・ターティス国際ヴィオラコンクール特別賞、2014年横浜国際音楽コ ンクール大学の部第一位(ヴァイオリン)などの受賞歴がある。弦楽四重奏を始めとする室内楽にも 長年積極的に取り組んでおり、2020年、所属するQuartett HANAがメンデルスゾーン全ドイツ 学生音楽コンクール弦楽四重奏部門第三位を受賞、2022年にはARD国際音楽コンクールにてセミ ファイナリストに選ばれ、特別賞を受賞した。 2020年、ドイツの大学に在籍し秀でた成績を修めた留学生に送られる、DAAD(ドイツ学術交流 会)賞を受賞。2022年よりDeutsche Stiftung Musikleben所蔵の1749年製Paolo Antonio Testoreを貸与されている。
これまでにヴェルビエ音楽祭アカデミー(スイス)、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、小澤征爾音 楽塾オーケストラ、プロジェクトQ第15章等に参加し、2018年草津夏期国際音楽アカデミーでは 遠山基金奨学金と西村朗音楽監督賞を授与された。東京・春・音楽祭、East Neuk Festival(スコッ トランド)、桐朋学園大学卒業演奏会等に、弦楽四重奏では、NHK-FMリサイタル・ノヴァ、同ベ スト・オブ・クラシック等に出演。ユーディ・メニューイン設立「Live Music Now München」 のメンバーとしても各地で演奏活動を行う。
2013年より音楽団体「Music Explorer Concert Project」副代表を務める。桐朋学園在学時に は、東北地方と東京での音楽教育支援、福祉施設などへの訪問演奏、学生による定期的な室内楽 コンサートの主催等を精力的に行った。
桐朋学園在学中にはヴィオラを佐々木亮氏に、ヴァイオリンを柿沼紀子、三戸素子、豊田弓乃の 各氏に、室内楽を毛利伯郎、磯村和英、山崎伸子の各氏に師事。 今井信子、アントワン・タメス ティ、ローレンス・パワー、ラーシュ・アネルシュ・トムテル、ウィリアム・コールマン、エバー ハルト・フェルツの各氏等に指導を受けている。
海老名 遙香(ピアノ)
/ Haruka Ebina, Piano
宮城県仙台市出身。東京音楽大学並びに同大学院卒業後渡独し、ミュンヘン音楽演劇大学マイス ター課程を修了、その後現代音楽科および歌曲伴奏科を審査員満場一致の最高点で修了する。そ の間ユーディ・メニューイン財団とD A A D(ドイツ学術交流会)より奨学金を得る。 現代音楽において最難関とされる第14回オルレアン国際ピアノコンクール(フランス)にて、ウン スク・チン氏より提供されるPrix Isang Yun(イサン ユン賞)受賞。第11回国際フランツ・シュー ベルト&現代音楽コンクール(オーストリア)の歌曲部門にて第3位(第1位なし)、及びジュディ ス・ウィアー氏によるコンクール委託作品に対する特別賞等、多数受賞する。
日本国内では様々なコンクールに優勝・入賞する他、文化庁主催「文化芸術による子供の育成事 業」として、東京フィルハーモニー交響楽団のメンバーとともに演奏、ワークショップを行った。 また、チェリストの丸山泰雄氏と共に、東北地方を中心に東日本大震災の慰問活動を行い、その 様子がテレビで放映されるなど、積極的に演奏活動を行う。
ドイツでの最近の活動としては、2020年にアガタ・ズベル氏作曲のピアノコンチェルトのソリスト を務め、その様子がバイエルン放送局より放送され、また同年ミュンヘンにてソロリサイタルを開 催した際には、南ドイツ新聞にて『熱狂させた才能』と評された。2022年にはクセナキス生誕100 周年を記念して《エオンタ》を演奏し、バイエルン放送局で放送され、その後のミュンヘンのイザー ルフィルハーモニーの公演でも好評を博した。
また、歌手とのデュオとしても精力的に活動している。2022年にはバリトン歌手のディートリヒ・ ヘンシェル氏から招待され、ベルリンの国際リートフェスティバルに出演。また、テノール歌手の ユリアン・プレガディエン氏が芸術監督を務める「ブレンターノ・ アカデミー」に招聘され特別 講座に参加、その後ドイツ各地にてリートの演奏会に出演した。
2023年1月には、ソプラノ歌手の栢木佐和子氏とのデュオとしてグラーツにて演奏し、その様子が オーストリア国営放送協会にて放送された。また6月には、フランス・ランスの音楽祭に招待さ れ、デュオ・リサイタルの開催が予定されている。 これまでにピアノを鈴木美智子、大西愛子、植木由利子、本村久子、佐藤俊、浜口奈々、岡田敦 子、トーマス・ベッケラー、マルクス・ベルハイムの各氏に、歌曲解釈をクリスティアン・ゲルハー ヘル、ゲロルト・フーバー、ドナルド・ズルツェン、フリッツ・シュヴィングハマーの各氏に師事。 現在、ミュンヘン音楽大学にてピアノ伴奏講師を務め、ヴィオラのニルス・メンケマイヤー氏、テ ノール歌手のユリアン・プレガルディエン氏らのクラスを担当する他、同大学所属のバレエアカデ ミーにてコレペティトアも務める。その傍ら、クラシックから現代音楽に及ぶ幅広いレパート リーを専門にソリスト、歌曲伴奏者、室内楽奏者としてヨーロッパ各地および日本で活動してい る。