【音楽祭’26】 ルンデ桜山音楽祭

第2回 ルンデ桜山音楽祭

2026年12月19日〜20日
2日通し券
2026年12月19日 15時00分-22時00分
1日目 1日:4公演 通し券
2026年12月20日 15時00分-21時00分
2日目 1日:3公演 + α 通し券

皆様へ!

 早いもので初回のルンデ桜山音楽祭から、すでに1年が経とうとしています。
 ご来場のみなさん、そして参加してくださった演奏家の方々にこんなに喜んでもらえた前回、身の引き締まる思いのもと、今回の音楽祭では「人間がこれからも人間らしく生きていくために欠かせない、自然との共存とふれあい」をテーマに揚げました。木は木として、花は花として立派に生きているのに、なぜ人間は人間らしく生きてくのがこの現代社会、どんどん難しくなってきているのか。
 そんな素朴な問いへの答えのひとつが、先人たちが残した音楽の中には、凝縮されているような気がいたします。私たちの精神に、そして内面に潤いをもたらす音楽。それを室内楽というかけがえのないジャンルを通して、循環させ、響きあわせることが出来れば、これ以上の幸せはありません。
2026年9月26日 酒井 淳

Program 1st Day [Sat]

Concert 1.
15:00-
Courage for Tomorrow – in f
「生きる糧」
アンジェイ・パヌフニク:ピアノ三重奏曲 Op.1
Andrzej Panufnik (1914-1991) : Piano Trio, Op.1
- Violin, Cello, Piano
ヨハネス・ブラームス:ハンガリー舞曲 第4番
J.Brahms : Hungarian Dance No.4
- Piano
ヨハネス・ブラームス:ピアノ五重奏曲
J.Brahms : Piano Quintet
- Violin, Viola, Cello, Piano
Concert 2.
16:30-
Death and Life – in a
「別れと出会い」
フランツ・シューベルト:『ロザムンデ』
弦楽四重奏曲第13番 イ短調 Op.29,D 804
F. Schubert : String Quartet Rosamunde
- Violin, Viola, Cello
ピョートル・チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50
P. Tchaikovsky: Piano Trio in A minor, Op. 50
- Violin, Cello, Piano
Concert 3.
19:00-
Blossoming Hope – in B
「花の種を蒔く」
L.V.べートーヴェン:『街の歌』
ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調Op.11
Beethoven : Clarinet Trio Gassenhauer Op.11
- Clarinet, Cello, Piano
ヨハネス・ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 Op.18
J.Brahms : Sextet No.1
- Violin, Viola, Cello
W.A.モーツァルト:4手のピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.358
W.A.Mozart : Sonata K.358 four hands
- Piano
Concert 4.
20:30-22:00
Eternal Resonance
「いのちが響きあう環」
J.S.バッハ:フーガの技法
J.S.Bach: The Art of Fugue
- Cembalo

Program 2nd Day [Sun]

Concert 5.
15:00-
Echoes of Earth – in A
「大地の鼓動」
W.A.モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K. 581
W.A.Mozart : Clarinet Quintet
- Clarinet, Violin, Viola, Cello
フランツ・シューベルト:『鱒』
ピアノ五重奏曲 イ長調 op.114,D 667
F. Schubert : Trout Quintet
- Violin, Viola, Cello, Contrabass, Piano
Concert 6.
16:30-
Reflections – in d
「声が聞こえる」
ロバート・ムチンスキー:幻想三重奏曲
Robert Muczynski(1929-2010): Fantasy Trio, Op. 26
- Clarinet、Cello、Piano
クロード・ドビュッシー:『小組曲』
C.Debussy: Petite Suite
- Piano
ガブリエル・フォーレ:ピアノ五重奏曲 第1番
G.Faure : Piano Quintet No.1
- Violin, Viola, Cello, Piano
Concert 7.
19:00-
Where the Green Grows – in Es
「ここであえるね」
W.A.モーツァルト:ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K.493
W.A.Mozart : Piano Quartet No. 2
- Violin, Viola, Cello, Piano
フェリックス・メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 作品20
F.Mendelssohn : The String Octet
- Violin, Viola, Cello
Dialogue
20:15(予定)-20:45
出演者全員による音楽対話
(音楽祭のチケットお持ちであれば参加出来ます)
各回約60分の予定です。コンサート間はピアノの移動等でご迷惑をおかけする場合もありますが、ホール内でお過ごしいただけます。
出演者は両日演奏いたします。Nagoya's Guest Artist のみ1日限りの場合があります。演奏曲が決まりましたら改めてお知らせします。
Concert1.-7.の各回個別チケットは、残席がありましたら12月7日より販売いたします。

出演者

酒井 淳(音楽監督・チェロ)
名古屋出身、幼き頃よりスタジオ・ルンデに通い世界最高峰の室内楽・器楽と共に育つ。
アメリカ、フランスでチェロ(モダン、バロック)、ヴィオラ・ダ・ガンバを学び、数多くの先達や仲間とコンサート・リサイタルを重ねる。
2017年『第15回齋藤秀雄メモリアル基金賞』を受賞する。近年は、古楽アンサンブルの通奏低音者、歌劇等の指揮者、インプロビゼーション音楽など活躍の場を広げる。
CDも数多くリリースし、直近ではベートーヴェンチェロソナタ全曲を録音し、2027年リリース予定。
吉田 誠(クラリネット)
兵庫出身、モダン・ヒストリカルの両分野で国際的に活躍するクラリネット・ソリスト。15歳からクラリネットを、22歳から小澤征爾各氏のもとで指揮を学ぶ。
東京藝術大学入学後、渡仏。文化庁海外新進芸術家派遣員として、パリ国立高等音楽院、ジュネーヴ国立高等音楽院で学んだ。
現在ブリュッセルを拠点にし、日欧のオーケストラや国際音楽祭に招聘され、公演を重ねている。ソニーミュージックから「ブラームス:クラリネット・ソナタ(全曲) 他」を世界リリース。
和歌、邦楽、クラシック音楽、現代音楽を組み合わせた総合芸術企画「おとの三井寺」芸術監督。
中村 太地(ヴァイオリン)
北九州出身、3歳よりヴァイオリンを始める、地元の普通科の高校に通い、ウィーン国立音楽大学、エリザベート王妃音楽大学に進む。
2017年、第24回ブラームス国際コンクールで日本人初の優勝を果たす。多くのオーケストラと共演を重ねながら、室内楽、無伴奏ヴァイオリンでも活躍の場を広げる。
北九州でおこなわれるラーク国際音楽際の主宰をおこなうなど、自らで活動の場を切り広げる。
ブラームスを中心にCDを録音しリリースしている。2025年、佐藤卓史(ピアノ)と録音したシューマンのヴァイオリンソナタなどは、ルンデにも所縁のあるCDとなる。
使用楽器は、グァルネリ・デル・ジェス「プリンスドリア」1734年製。
浅野 千恵(ヴァイオリン)
愛知出身、旧姓、安彦。4歳よりヴァイオリンをはじめ、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。
1991年ヴィエニヤフスキ国際コンクール第2位、1993年エリザベート王妃国際音楽コンクールで第6位入賞。室内楽コンサート、リサイタルを重ねていくも、音楽から一度離れる。
結婚・出産を経て、2017年よりヴァイオリン指導を開始すると同時に演奏活動も再開。バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲演奏会を2年かけて完成させる。
物集女 純子(ヴァイオリン)
東京出身、ジュリアード音楽院卒業、並びに同音楽院大学院修士課程、及びプロフェッショナル・スタディーズ修了。
1991年NY Artist International Audition で優勝しカーネギーホールにてNYデビューを飾る。
国内外(米国、ロシア等)の著名なオーケストラのゲストコンサートマスターとして招聘され、またソリストとしても共演している。近年では、近年ではロシア各地のオーケストラに客演ソリストとして招聘され又レコーディングを重ねている。国内では日本橋交響楽を軸に、著名なアーティストと精力的に共演を積み重ねる。
日本橋交響楽団ソロコンサートマスター、洗足学園音楽大学教授。
大島 路子(ヴィオラ)
横浜出身、桐朋学園大学を卒業後、イーストマン音楽院にてパフォーマーズ・サーティフィケイトを受賞。
ニューヨークのカサット弦楽四重奏団のメンバーを14年つとめた。アメリカ現代作品を中心としたアルバムを多数録音している。
帰国後も数多くのアンサンブルのメンバーとして活動。桐朋学園大学キャリアデザイン講師。マスタークラス、音楽教育書籍の訳者としても活動している。
使用楽器は、飯塚洋の1997年製。
山崎 伸子(チェロ)
広島出身、「子供のための音楽教室」広島分室を経て、桐朋女子高等学校音楽科、同大学音楽学部卒業。
数え切れないほどのオーケストラと共演し高い評価を受け続ける、室内楽においても卓越した音楽性を発揮し、多くの共演者から賛辞を受ける。
2007年より10年にわたり「チェロ・ソナタ・シリーズ」を開催し、すべての回のライブ録音のCDをリリース。
2017年度からフィリアホールにて山崎伸子プロデュース「未来に繋ぐ室内楽」と題し、優秀な若手演奏家の紹介と室内楽を共演するシリーズを開催している。
桐朋学園音楽大学特任教授、使用楽器は、ヒエロニムス・アマティ 1641年製。
渡邊 順生(フォルテピアノ・チェンバロ)
鎌倉出身、一橋大学社会学部卒業。アムステルダム音楽院にてソリスト・ディプロマ及びプリ・デクセランスを取得。論文執筆や楽譜校訂も手がける。
著書『チェンバロ・フォルテピアノ』(東京書籍、第3刷2009)は初期鍵盤楽器に関する包括的な解説書・研究書として、各方面で大きな反響を呼んだ。
『モーツァルト:フォルテピアノ・デュオ』[共演:崎川晶子](2006)及び『フレスコバルディ/フローベルガー:チェンバロ作品集』(2016)でレコード・アカデミー賞を受賞。
2010年度第42回サントリー音楽賞受賞、2024年度毎日芸術賞受賞。桐朋学園大学音楽学部講師。日本チェンバロ協会会員。
酒井 茜(ピアノ)
名古屋出身、桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学を卒業後ベルギー・ルーヴァン レメンス音楽院修士課程を1等賞で卒業。
多くのオーケストラとの共演もさることながら、個性的なソリストとの共演も数多く様々なシーンで活躍。
2018年よりドイツ・ハンブルクでの「アルゲリッチ・フェスティバル」においてアーティスティック・プランナーを務める。
2026年はチャイコフスキー『四季』出版150周年を記念し、Halle Rundeで収録した同曲をYouTubeチャンネル「酒井茜/Akane Sakai」で毎月配信。
草 冬香(ピアノ)
仙台出身、東京藝術大学、同大学院修士課程を修了。ドイツ国立フライブルク音楽大学ではディプロム課程、ソリスト課程をともに最優秀の成績で修了し、国家演奏家資格を取得。
第4回ローゼンストック国際ピアノコンクール、第3回アルトゥール・レプティーエン国際ピアノコンクールで第1位など、国内外のコンクールで優勝・入賞。
東京国際ヴィオラコンクールやヴィオラスペースの公式ピアニストとして、多くの世界的ヴィオラ奏者と共演を重ね、今や自他ともに認めるヴィオラスペシャリスト。
その豊富な経験を活かし、ソロから室内楽まで幅広く活動している。洗足学園音楽大学非常勤講師。
シモン・アダレイス(ピアノ)
パリ出身、12歳(1989年)のときにオリヴィエ・メシアンに見出され、メシアン夫人であるイヴォンヌ・ロリオーに師事。
パリ地方音楽院 (CNR)をピアノ、オルガン共に主席で卒業し、パリ国立高等音楽院(CNSM)に入学。CNSMを第1学位を取得し卒業した後も音楽理論 (和声学、対位法等)の研究を進める。
1993年ビアリッツ・オルガン国際コンクールにてエルマン・ボナール特別賞受賞。ジャズのマルシアル・ソラールと共演。
ブリュッセル王立音楽院、パリ国立高等音楽院にて後進の指導にあたる。2024年よりパリエコールノルマルにて教員を務める。

Nagoya's Guest Artist

坂田 晃一(コントラバス)
大阪出身、京都市立芸術大学卒業。
1998年4月名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団。ハードロッカーからクラシック奏者に転身した経緯をもつ。
クラシック演奏家の魅力を最大限に引き出す話術?でSakata Dream Ensembleとしてプロデューサー業も板につきコントラバス・オモッテットでの四重奏の活躍にも目を見張る。
名古屋市立菊里高等学校音楽科、大垣女子短期大学音楽総合科、各非常勤講師。
竹内 賢司(ヴィオラ)
名古屋出身、4歳よりヴァイオリン、16歳よりヴィオラを始める。
国内の有名音楽祭マスタークラス等でヴィオラ独奏、室内楽の研鑽を積む。
スタジオ・ルンデでは、バルトーク弦楽四重奏団の公開レッスンを5回受講し、コンサート「バルトークから得たもの」に出演。
30年続けた教員を退職し「びおら屋」を開業。このえ弦楽四重奏団、名古屋友弦合奏団、団員。
鎌田 茉帆(チェンバロ)
名古屋出身、6歳よりピアノをはじめ17歳でチェンバロに転向。東京藝術大学音楽学部古楽科チェンバロ専攻卒業、同大学院古楽科修士課程修了。
2021年秋からフランスへ留学、2023年に帰国後、名古屋を拠点に演奏活動、及び後進の指導に当たる。
オーケストラへの客演も豊富でソリストのみならず通奏低音者としても多くのバロック奏者と共演している。近年では、サクソフォン、コントラバスなど、様々な楽器とのアンサンブルを試みる。
2段鍵盤フレンチチェンバロ「ウィリアム・ダウド(ボストン)1981年作」を所有
泉 優志(チェロ)
名古屋出身。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部を卒業。学内にて福島賞、安宅賞を受賞。卒業時にはアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。
第89回・第92回日本音楽コンクールチェロ部門第3位、E.ナカミチ賞受賞。第15回ビバホールチェロコンクール第1位受賞。
2026年、ザール音楽大学大学院を満場一致の最高点で首席修了。将来性と演奏力を評価される音楽賞Claudia Meyer Preisを受賞。
2027年より活動の拠点を日本に置く予定。